080223_1245~01.jpg
おぉっ今日は土曜日ではないか。月日の流れは早いなぁ、僕はというと家の鍵を無くしてから3日目が経とうとしている。あの一件以来僕は駅のホームに住み着いてる。都心から離れた辺鄙なところでね、目の前には長方形の箱を並べたような白くてでかい原子力発電所が建ってる。と言っても無機質な感じでもないんだな。発電所の回りには水草みたいな葉のぶ厚い深緑色の植物がギュウギュウに生えてる。いやさ、よくこんなあぶなっかしい所に逞しく生えてるもんだよ。僕はそいつらに時折愛着が湧いちゃうんだ。だから見知らぬ誰かとダイブした、体を大の字にしてね。空は真っ暗。だけどどこか青白く感じられて雪が降りそうなくらいビックリする寒さだったけど気にならなかったな。隣の(本当に見知らぬ誰か)の笑顔が堪らなくキュートだったんだもん。そんなとき駅の連絡通路から線路へ人が飛び降りた。僕は急いで現場へ走った。引きこもりの友達も走ってたな、そいつ足がとても速いんだ。僕なんかすぐ追い越されちゃったよ。駅の連絡通路から地面の線路まで3、4階の高さがあるはず。そんな所から落ちるなんて相当イタいし痛いはずだよ。飛び降りた奴の足は変な方向に曲がってた。まあ電車に轢かれないだけ良かったってもんだ。だけどもそいつ凄く腹を立てて怒ってるんだ。チャチな事言ってたよ、自分がこんな風になったのは社会がいけないんだ!みたいなさ。どうやら彼もうつ病の引きこもりみたい。幸辛い世の中。僕はそいつを救わなくちゃいけない。天井の低い段ボールハウスへ行くんだ。彼のおうちへ。彼は一番奥の部屋で体を小さく屈めながらゲームボーイをやっていた。髪はボサボサで足はボロボロだった。なあ頼むよお前、病院くらい行こうよ。このままじゃ自分の足で歩けなくなるじゃんか。けれどもなぜ君は怯える事無く、怖がる事なく、そんなに怒っていられるんだい?僕も君みたいな強さが欲しいよ。君はその点において遥かに立派さ。正直言うと僕はそんな君に恐怖を覚えているのかも知れない。辺りは懐かしい甘ったるい香りが立ち込めている。
そんな現実と夢が混ざった話。
対比(00.1:99.9)
鍵は見つかりました。
会社の机の上の資料の間に…テヘッ☆//
鍵を無くした当日は実家に預けた合鍵を取りに行くため、
移動手段のズーマを借りに(家の鍵とコレダの鍵一緒にしてた)
弟の家に行きました。終電ギリで。
弟の家は更に小綺麗になってました。
俺ん家は最近物が散乱してる。掃除とかしなくちゃなあ。
んで実家のポストに鍵を入れて貰ってそれを回収し帰宅。
弟の家で手塚治虫を読んだせいで時刻は午前3時を過ぎてた。
久しぶりに早めに帰れたのに何やってんだーみたいな。
んで気付いたら土曜日だ。
昨日の深夜まで明日は金曜日だと勘違いしてた。
さて土日は何しようか。
無駄には出来ないぞ。この2日間。
前記事の多数のコメントありがとうございました。
それと共に多くのご心配とご迷惑をお掛けした事をお詫びします。
ではでは。