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BlipTokyoがおわった。
こんにちは。こんばんは。helloあにょはせよ。プッシュ!リセットスイッチ!正直言うと、この文字をタイプしている間、私はあまり今日中にこの文章を仕上げる気はしなかった。まあモチベーションがなかったわけだがTaskは少しでもいいから取掛かると物事を始める前のモチベと比べて段々上がって来るらしいとライフハッカーに書いてあった。野菜は体にいいと同じですね。NHKが、29歳で脱キャリアウーマンして野菜を売っている女性のドキュメンタリーをやっていて、その女の人、こう言ったんだ。「食べ物は自分の体を作り出す素」って。これとどういう関係があるかは分からないけど、今はこの2つの事柄が頭の中を回っている。そんなことうっかり書いちゃうのは今、僕はリハビリ中。体の中に溜まっているものを少しでもアウトプットしたいだからかもしれない。これはね、僕思うんだけど、食ったら出す事は大事。現代の情報?頭の中で興味のある事は今の世の中、知りたければ知りたいほど、情報を手に入れる事ができて、その知りたい情報っていうのは実は自分が生きてく上ではそんなプライオリティ(ゆうせんど)が高いわけではなくてただただ、バイキングやドリンクバーの元を取り返したいが如く、ゴクゴクゴクゴクパクパクパク飲んで食べてしまうの。そうすると体の中が飽和状態。消化する事ができなくなって、お腹に溜まってく。そうするとその自分の中に入って来る情報はもはや意味を成すものではなくて、ただ固形物や液体が喉元を通り過ぎる快感だけを求めて何かしら口に運びたがりやがる。そういうもんだ。お腹は膨らむ。ビットファットヒューマン。だから僕は出す。下剤でもなんでもいいから出す。下痢でも出す。口に入って来るものが僕にとって意味のあるものになる為に。口にするものを明確に選び出すために。だから、だから、君達、今この文章を読むきみ。目の前にいるきみ。俺の下痢みたいな文章に興味があればしばらく付き合ってくれ。しかし、僕が好きな文字をタイプする自由があるように、君達にも取捨選択の自由がある。自由とは、そういうものだ。そうであってほしい。そうじゃなきゃ。ひとしきりお腹の痙攣が鳴り止んだあと、僕に最近あった事が頭の中央にやっとやってくる。さあここ最近僕に何があったのだろう。このあいだ、チップチューンの世界的なビックイベント「BlipFestivalTokyo」に出たんだよ。やっぱし僕の事だからイベント前日まではチクチクして本当素材を作るのが大変だったけど、結果としてはハッピーエンドだった。本当に最高なイベントだった。ドラマみたいだった。会場内にケンジコール起きたよ。僕は歓声に応え大声をあげた。会場の高円寺Highは広くて、スクリーンは広くて、僕の作った映像がステージの奥の暗い所を照らしていた。僕の他にVJは2人。No CarrierさんとRaquel Meyersさん。No Carrierさんはファミコンを3台並べて自作のグリッチ(バグ画面)作成ソフトを差し込んでV4でプレイ、本場のグリッチアートを目の当たりした。バグトロニカ何倍以上もステキだ。Raquel Meyersさんは自作のアニメーションをFlashで作成して、スクリプトで制御。ラップトップ一台。機材をあれこれ考える自分が小さく見えた。そしてなにより世界観が卓越している。No Carrierさんの映像がグラフィックとしての常識のストッパーが外れているとしたら、Raquel Meyersさんはその映像の中で起きている世界の常識のストッパーが外れている。可愛いうさぎが、緑色の液体を飲んで吐いて、ポリスたちは権力を武器に好き放題。猫は画面越しに僕らを見つめ、何かを喋りかけゲンコツに潰される。残機が1機減る。残酷だと思う?でも可愛いんだなこれが。僕はRaquel Meyersさんの世界が好きだ。2人の映像を見ていると「もっと自由にやっていいんだよ」と教えられているような気がした。もっともその物差しを決めてしまっていたのは自分自身なのだからとても恥ずかしい気分だった。本当に僕はやっかいな奴だ。信じられない。油断ならない。だから気をつけた方がいい。この気持を忘れない様に。 イベントは二日間を通して行われた。二日目の僕はリラックスしていた様な気がする。USBに繋いだNuVJが動作不能に陥る事が悪魔のイタズラの様に2回も3回もあったけど、ぼくは冷静だった。ステージの上でフリスクを歓声の中1ケース分一気に口に突っ込んだからね。頭が冴えている。冷静に素材のswfをFlash Playerでフルスクリーン再生させて手を両手にこすり合わせながらNuVJを再起動させていた…はずだ。他人からはどう見えていたかはわからないけど。 STARPAUSEさん、TRASH80さん、BIT SHIFTERさん、 SABREPULSEさんこの二日間の担当するアーティストのVJが終った。そのあとは僕は純粋にイベントを楽しんだ。普段、大半がゲームボーイに付いてる貧弱なスピーカーやテレビのスピーカーで鳴らされてきたゲーム音が今、大きなイベント会場のどでかいアンプを通して空間に響き渡る。ベースラインで会場が空気が揺れる。これはマジ。僕はその振動で1日目Macを落とした。とにかくすごい迫力だった。チップチューンでパンクロックやメタルに負けないモッシュが起きた。僕はBunさんに勧められステージに上がり生まれて初めてモッシュダイブした。押し競饅頭状態の観客の上を泳いだ。危険な行為かもしれないけどこれはやはり禁止されてもやっちゃう行為だね。イベントが終わったら全員とはいかなかったけど出演者の方々にNuVJの裏へサインをしてもらった。これからはサインを見るたび良い思い出が浮かび上がるだろう。NYのブリップでもいつかVJ出来るといいねという話もした。NY。専門学校のとき、行ったきりだ。僕はそれ以外日本から出た事がない。いつか本当に海外へアーティストとして顔出したいものだ。だって心がドキワクしちゃうだろ?僕はこういう瞬間や気持ちのために作家活動を続ける。人生の大半を地味な日々に捧げる。そうしたい。僕は至って子供だ。すばらしい。それにしても海外のアーティストの方々と接して1番歯痒い思いをしたのはやはり言葉の壁であろう。英単語のボキャブラリーさえ無い僕はなおさら。twitterでも海外のフォロワーやフォローしている人も増えたのでこれを機に英語を勉強してみよう!と思う。せめて今より単語だけでも多く覚えられれば世界が広がるかも。ね。しかし、言うだけならタダ。本当安い商売だ。しかし、これだけはまずは一旦外の世界に出して形にせねばなるまい。それが自分の思いだと認識出来ないからだ。頭の中で思い描く事はいつか見た夢の様に日が経てば消えてしまう。なぜならこの世に存在しないから。常に現実においてキッカケに包まれている様な日常でなければ消えてしまう。特に日々どうにかなんとかノウノウと過ごせてしまう様な、僕の様な日常では頭の中でどんなに立派な城を建ててもそれは砂の城であり、日常という波に簡単に飲まれるだろう。だからこそ。もっといっぱい、大げさな事を考えてアウトプットしていこう。僕は中学3年、初めてのライブ、出番を控えた楽屋でこう思った。こうしようと思った事は3分の1しか実現できない。その方程式はどうやら大人になった今でもあながち間違ってはいないらしい。まったくつまらない世の中だ。退屈すぎる。これに付け加えてこの先、さらに僕は僕自身を何度も何度も失望させるだろう。そのたび、親のようなで付き合っていくしかない。スペックの低いパソコンみたいなものだ。初めの若い頃は最新のスペックで無限の可能性に充ち溢れていて、年が経てば自分のスペック、限界みたいな物が見えてきてやがてポンコツになりやがる。頼むから言うことを聞いてくれ。もういっそのこと、熱暴走起こすくらい将来への希望を掲げよう。10分の1でも動いてくれればそれでも構わないしプッツンして電源がつかなくなっても構わない。埃さえかぶらなきゃね。さあ、こんなに自己嫌悪になるくらい生産性のなかった日中も夜中にこれだけ文字を排泄すれば多少は生産性のある日に出来たのかもしれない。そういう気持ちになれた日は、少しはぐっすり眠れる。自己嫌悪もやわらぐ。はずだ。しかし今日やるべきはずだった事が頭と心臓の周りをチラついている事は確かだが。事実だが。僕は何かある事にトイレに篭って下痢のようなステップを踏まないと次へ進めないらしい。困ったポンコツ野郎め。地獄へ落ちろ。ほんと勘弁してください。迷惑です。ありがとうございます。