んー、広告くん。
キミとは朝まで向かい合ってみたけども
あんまりいい案は浮かんでこなかったねえ。
宝島の企業広告は確かに好きだ。
けれども、俺にはそのキミみたいなインパクトあるビジュアルを突き出すための
説得力とコンセプトを作る事が全く出来ないのだよ。
専門学校二年になり、
コースが別れ俺は広告のコースへ行った。
そこで浮き彫りになる問題。
「広告という物についての己の無知。」
例えいいビジュアルが浮かぼうが
フォトショやイラレが使えよーが
情報を伝える根元がぐらぐらだと全く広告にならない。
広告の理想系は例えるなら
材料を調理してお客さんに気に入ってもらえる様な料理を出すシェフだよね。
材料の事を良く理解してそれ最大限を生かしつ
お客さんの舌に合う様にその材料を調理するみたいな。
それが今の俺だと材料の事もロクに理解しないで
香辛料なり塩振りかけるなり適当な味付けをして
ごまかしてお客に出してるワケだな。
そうだよね。
そうじゃないのかな?
よくわかんねーYO-おぇコノヤロ
とりあえず広告に対しての「無知」。
これは事実なので
この無知を補うために何か本でも買ってみよかな。
広告デザイナーで偉い人が書いた
エッセイやらなにやらを読みふけってみたい。
ひとまず広告くん。
俺は君と仲良くなりたいんだ。