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どうやら学校の帰りに寝過ごした(汗)
この時間町田~帰りは空いてるのに、こっちからは物凄い混んでるんだね。
さすが都会方面。
帰りの電車の中でCD屋さんに置いてあった「dictionary」を読んだ。
この本はフリーペーパーなんだけど、
タダなのにかかわらず広告が少なく
著名人の対談が入ってたりして結構読み応えがある。
この本に載ってる広告が













携帯の電池切れた。
そしてね、今は家に帰って風呂入って飯食って
たまたまTVでやってたクロサギを見てなんかいかにもドラマって感じだなあとか思って途中で見るのやめてMacの前に座ってメールのチェックしたりしてまだ冷蔵庫にあるベイリーズをちびちび飲みながらBGMはBLANKY JET CITYをかけて携帯をポチポチ打ってるワケですよ。
…いいなー長文を気にせずムダな事打てるってシアワセ(笑)
(前の日記は制限五百文字)
で、話を戻そう。
そのdictionaryというフリーペーパーに載ってる広告が特殊で
そこらへんの雑誌にあるような商品やモデルどばーんじゃなくて
なんとも芸術的な作品をビジュアルにしてはじっこに企業や店のロゴを置いてあるだけなのよ。
その広告が集められた記念本みたいなのがあって
高校の時買ったのがdictionaryを知ったきっかけ。
でも存在を知っても、この本はあちらこちらに配られてる物じゃなくて
なかなか手に入らなかった。
そして今回学校の帰りに偶然に発見!
だから実際読むのは初めてなんだよね。
いや、いい本見つけた。
なんか知識人になれた気がするよね(バカ発言)
んで、本を捲ってたら印象的なページを見つけた。
エントツから煙出てる絵をバックにとてもポップな文字で
“STOP-ROKKASHO”
でも左側のページのゴシック体で書かれてる文はおちゃらけてても深刻な内容が。
1日に普通の原発から出る放射能一年分が六ヶ所村という場所から出ているらしい。
…でもポップ。
後のページにある対談でこのことについて書かれていた。
「僕はああいう問題に興味を持つきっかけが、オシャレだから、カッコよさそうだから、っていうので充分だと思うんですよ。まずそこから入って、そのうちにだんだん知っていく事がある」
「六ヶ所問題でとても真面目に運動してる人が多いと思うんですよ。それは凄く頭が下がるんですが、まじめにアジってるだけじゃ、なかなか感心の薄い人に振り向いて貰えない。
そんなとき、まじめにやる一方で、ちょっとおもしろおかしくアピールする方法もあるんじゃないかなって。
一見不謹慎に見えるかもしれないかも、感心の薄い人にはまずどっかかりの“インタレスト”を持ってもらう。」
(松尾貴史氏の発言一部抜粋)
この文を見てなるほどと思った。
広告を見てる人の心理をうまく捉えてるなぁみたいな。
人の目から見て不快にならない程度の問題提起のビジュアル(例えば汚れた地球)を載せても、それはそういうアンテナを張ってる一部の人にしか引っ掛からない。
特に若い人には無理だろう。
しかし問題の深刻さと裏腹にロゴをポップにし、キャッチを面白くすれば
若い世代のアンテナはそういうのには敏感だからすぐ引っ掛かる。
今まで環境問題の広告は問題のみを訴えて人々の良心のみに訴えるだけだったけど
こういうポップな感じにすれば、その問題を意識することが
オシャレする感覚と同じような感覚で一種の自己表現という価値が付加すると思う。
だからそれは普段、環境問題やらにあまり興味を持たない若者の頭中に引っ掛かり良心をくすぐる。
ただ、こういう伝え方は問題を抱える現場には本望じゃないかも知れないけどね、
でもそれより問題の存在を知ってもらう方が大事だと思う。
本当によく考えたプロジェクトだなあと思った。
今、学校では不正軽油を撲滅しようという環境問題のポスターを作ってるんだけども
↑みたいな事考えてたら
必死に汚れた地球やら空やらをビジュアルに考えてた自分が馬鹿みたいに思えた。
もう一度アイデア練り直そうかな。
てかポチポチ打ってたら3000文字行った!
BLANKY JET CITYのアルバムも終わったぜ!
ていうか眠いよー