まあ… なんつうか、 コイツが何を言ってるかわかるかい? コイツが何を言ったかはみんなの受取り方次第なんだ。 ただコイツは笑顔だ。
『ちくわぶ 好きかい?』
『まんまる』 あ、ちなみに今試験会場からカキコしてっから(爆
『モリマン』? 古いな。
「あぐあぐ」意味不明。
『何も無い』か『愛してる』 どっちかね~
カンパチ?
『なまけるな』 ハイ。スイマセンデシタ。ガンバリマス。 オレに言われたみたいでグサッっとキマシタ (´△`)イタイョー
なんでもない って、わざわざ言うわけ無いよな。。。w
『金貸すぜ』って見える。 そんな私は万年金欠…
「さのばびっち」 いやいや。それは今のあっしの気分ですな。 こんどなんかあったら、卒制ぶっこわして辞めます。
「田村くん」 って呼んでますねこれは。あ、はじめまして。よくロムに来てました。
『俺はしがないコンビニの店員。今年で20。気付いたらオトナだ。 ある日、ある深夜の日、女が訪ねてきた。 彼女はでっかい荷物を持っていた。 そして俺に言うんだ 「この荷物を預かってくれませんか?」 女の左頬の肌は荒れていた。長い髪には艶がない。 歳は俺よりいくつか上だろう。目はネズミ色にくすんで光が無い。 ちょうど朝、カーテンを開けて窓の外を見ると 今日の天気が曇天だと分かった時の気分に似ている。 とにかくそんなイメージの女だ。 俺は商品を品出しする手を止めて、宅配便ですか?と聞いた。 「いいえ、どこかに送るとかそういうわけではないんです。 1日…、いえ、半日、数時間でもいいですから、 この荷物を少しの間預かってほしいのです。」 俺は改めて視線をでかい荷物にやる。 その荷物は段ボール箱で覆われており、 上の部分は箱が小さ過ぎたせいか、 新聞紙の様な物でフタをしており 外側を紙テープでぐるぐる巻きにしている。 お世辞にも女性がやった梱包という様な気品は無く、 河川敷にでも捨ててありそうな有りそうなゴミそのものだ。 コンビニは交番や便利屋でもなければボランティア団体でも無い。 御来店されるお客様には出来る限りのサービスと気遣いをするが、 今回の コ レ はあまりにもサービスの範囲外だ。 俺は出来るだけ彼女の気に触らない様丁重に すみませんお客様、只今オーナーと店長が不在なので こういった荷物を私の独断で預かるわけにはいかないのですよ。 と言った。すると女は 「お願いです。私にとってとても大事な物なのです。 だから今ここでしばらく預かって貰うしか無いのです。」 でしたら尚更預かるわけには…こう言おうとした瞬間、 女は出口に向かって急ぎ足で歩き出した。 「朝日が昇る頃には必ず荷物を取りに戻ります。 それまで…どうかお願い致します。急なお願いで本当にごめんなさい。」 女は軽く頭を下げて外の暗闇に走って消えて行った。 一瞬俺の顔を見て頭を下げた時の女の顔が美しく若く見えた。 こんな時にそんなどうでもいい事を考えた俺は 少しイカれてるかもしれない。 追いかけようとしたが、今店にいるのは俺1人だ。 さすがに店を外すわけにはいかない。 店内には気の抜けたBGMが小さい音量で流れていて、 女が置いていった荷物と俺だけがそこに居た。 時刻はAM3:23。夜が明けるのにはまだ時間がある。 納品を全て出し終わった俺はカウンターでぼーっとしていた。 AM4:42。太陽はまだ昇らない。 例の荷物はカウンター内の端に置いて置く事にした。 店内に客はいない。気の抜けたBGMがいやに耳にこびり付く。 俺はふと荷物の中身が気になりだした。 最初のうちは見てくれがゴミの様な荷物など 正直あまり触れたくも無く、 中身が何なのかさえ考えたくも無かったが。 仕事がひと段落つき、暇を持て余している今の俺には 絶好の興味の対称となった。 彼女にとって大事なものとは一体どんなものなのだろう? 俺は荷物の前に座り、 荷物のフタをしてる新聞紙にゆっくりと手をかけた。 新聞紙は随分古い物で何重かに重ねられていて 下手に扱ったらすぐに破れてしまいそうだ。 ゆっくりと…ゆっくりと…新聞紙をめくる… 少しだけ、この紙テープでぐるぐる巻きにされている荷物の中身を ほんのちょっと覗ければいいんだ。ほんのちょっと…』
…もどかしい話ッスネ、 ∧_∧ 。゚゚・。・゚゚, /(・∀・*) ゚, 。゚ ←-⊂ニ ββ ゚・。・゚ \`у _)) てノし’
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『ちくわぶ 好きかい?』
『まんまる』
あ、ちなみに今試験会場からカキコしてっから(爆
『モリマン』? 古いな。
「あぐあぐ」意味不明。
『何も無い』か『愛してる』
どっちかね~
カンパチ?
『なまけるな』
ハイ。スイマセンデシタ。ガンバリマス。
オレに言われたみたいでグサッっとキマシタ
(´△`)イタイョー
なんでもない
って、わざわざ言うわけ無いよな。。。w
『金貸すぜ』って見える。
そんな私は万年金欠…
「さのばびっち」
いやいや。それは今のあっしの気分ですな。
こんどなんかあったら、卒制ぶっこわして辞めます。
「田村くん」
って呼んでますねこれは。あ、はじめまして。よくロムに来てました。
『俺はしがないコンビニの店員。今年で20。気付いたらオトナだ。
ある日、ある深夜の日、女が訪ねてきた。
彼女はでっかい荷物を持っていた。
そして俺に言うんだ
「この荷物を預かってくれませんか?」
女の左頬の肌は荒れていた。長い髪には艶がない。
歳は俺よりいくつか上だろう。目はネズミ色にくすんで光が無い。
ちょうど朝、カーテンを開けて窓の外を見ると
今日の天気が曇天だと分かった時の気分に似ている。
とにかくそんなイメージの女だ。
俺は商品を品出しする手を止めて、宅配便ですか?と聞いた。
「いいえ、どこかに送るとかそういうわけではないんです。
1日…、いえ、半日、数時間でもいいですから、
この荷物を少しの間預かってほしいのです。」
俺は改めて視線をでかい荷物にやる。
その荷物は段ボール箱で覆われており、
上の部分は箱が小さ過ぎたせいか、
新聞紙の様な物でフタをしており
外側を紙テープでぐるぐる巻きにしている。
お世辞にも女性がやった梱包という様な気品は無く、
河川敷にでも捨ててありそうな有りそうなゴミそのものだ。
コンビニは交番や便利屋でもなければボランティア団体でも無い。
御来店されるお客様には出来る限りのサービスと気遣いをするが、
今回の コ レ はあまりにもサービスの範囲外だ。
俺は出来るだけ彼女の気に触らない様丁重に
すみませんお客様、只今オーナーと店長が不在なので
こういった荷物を私の独断で預かるわけにはいかないのですよ。
と言った。すると女は
「お願いです。私にとってとても大事な物なのです。
だから今ここでしばらく預かって貰うしか無いのです。」
でしたら尚更預かるわけには…こう言おうとした瞬間、
女は出口に向かって急ぎ足で歩き出した。
「朝日が昇る頃には必ず荷物を取りに戻ります。
それまで…どうかお願い致します。急なお願いで本当にごめんなさい。」
女は軽く頭を下げて外の暗闇に走って消えて行った。
一瞬俺の顔を見て頭を下げた時の女の顔が美しく若く見えた。
こんな時にそんなどうでもいい事を考えた俺は
少しイカれてるかもしれない。
追いかけようとしたが、今店にいるのは俺1人だ。
さすがに店を外すわけにはいかない。
店内には気の抜けたBGMが小さい音量で流れていて、
女が置いていった荷物と俺だけがそこに居た。
時刻はAM3:23。夜が明けるのにはまだ時間がある。
納品を全て出し終わった俺はカウンターでぼーっとしていた。
AM4:42。太陽はまだ昇らない。
例の荷物はカウンター内の端に置いて置く事にした。
店内に客はいない。気の抜けたBGMがいやに耳にこびり付く。
俺はふと荷物の中身が気になりだした。
最初のうちは見てくれがゴミの様な荷物など
正直あまり触れたくも無く、
中身が何なのかさえ考えたくも無かったが。
仕事がひと段落つき、暇を持て余している今の俺には
絶好の興味の対称となった。
彼女にとって大事なものとは一体どんなものなのだろう?
俺は荷物の前に座り、
荷物のフタをしてる新聞紙にゆっくりと手をかけた。
新聞紙は随分古い物で何重かに重ねられていて
下手に扱ったらすぐに破れてしまいそうだ。
ゆっくりと…ゆっくりと…新聞紙をめくる…
少しだけ、この紙テープでぐるぐる巻きにされている荷物の中身を
ほんのちょっと覗ければいいんだ。ほんのちょっと…』
…もどかしい話ッスネ、
∧_∧
。゚゚・。・゚゚, /(・∀・*)
゚, 。゚ ←-⊂ニ ββ
゚・。・゚ \`у _))
てノし’