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「ここまでおいで」
と言われる。
けど、僕にはそこが何処か分からない。
頭の中にあった怒りや葛藤は俺に気付かれない様に
いつの間にかひっそりと姿を消してしまった。
何かが出来る
何も出来ない
何かしなくちゃ
何もしたくない
全部ひっくるめて1つになりたい。
1つになってくれ。
いつしか僕は「どう上手い事やって行こうか」としか
考えなくなっていた。
「何をしたいか」ではなくだ。
前に読んでた本の内容がカッチリとはまる。
悔しいくらい。
何をしたい?
―わからん、わからないんだよ。
でも何かしなくちゃえらく不安定なんだよ。
そのうち自分の存在がペラペラになって消えそうなんだ。
しかしこうやって作っていると前に書いた様に
えらい不安感と絶望感に襲われるんだ。
そして逃げる様に携帯打ってる。
本当に理不尽な脳ミソだこと。オホホホ
(オホホホなんて書いた事を僕は10分後に後悔するだろう)
こんな気持ちで描いた作品を誰が気に入るだろうか?
そんな事は考える必要はないよ。
これは主張なんだから。
主張、僕は主張しなくちゃいけない。
声を大にして。
作品を見た人の心に(善かれ悪かれ)残る様に。
そのために、
汚れる事に臆する事なく、
自ら思考のヘドロの中へと沈む必要がある。
頭の先まで沈んでベチャベチャのグチャグチャになって。
どれくらい掛かるか分からないけど、
気づいたらまた上手い具合にヘドロを
避けて歩く自分がいるんだろうけど、
そんな事が無いように自分が自分自身を見張ってやる。
何度だって突き落としてやるよ。ヘドロの中へ。
そしていつの日か笑いながら作品を作りたい。
本当にいつになるのか見当もつかないけど。
それでいてえらく心細いけど。
(たまには弱音を吐かせてくれよ。
強がれる時は物凄い強がれるんだけど時々ダメだ。)
もどらなきゃ
(小さい子供の様に気が狂うくらい大泣きしたり、顎が外れるくらい大笑いしたり、そんな事が出来たら、いかに自分の気持ちを素直に表現出来きようか。でも年を重ねた今、表現という名で武器と防具を持たなくちゃいけない。自分自身を確立するため)
そして重要なのは携帯の液晶を見つめ過ぎて
自分が何を言ってるか掴めなくなっている事だ。
嫌になっちまうよ。