クローバーとコンビナートのコントラストの話
空気と自然が綺麗な場所におじさんが住んでいました。
きっとあなたがまだ生まれる前の19XX年の話です。
おじさんはりんごがとても大好きでした。
だからおじさんはりんごを1個食べます。
もぐもぐしゃりしゃり。
次の日、おじさんはりんごを2個食べました。
ぱくぱくしゃりしゃり。
その次の日もおじさんは
りんごがとても大好きなので3個食べました。
さくさくしゃりしゃり。
あくる日、おじさんの元に
林檎愛護団体を名乗る人がやってきました。
「そこのあなた、りんごが可哀想だから、
これ以上食べるのはおよしなさい。」
「じゃあ、わたしは明日から何を食べていけばいいのですか?」
「簡単な事だ。明日からはハンバーガーを食べていけばいい。」
翌日、おじさんは
大好きなりんごのかわりにハンバーガーを
食べることにしました。
目の前に広がる緑の草原も、
頭上を泳ぐ2つの雲も、
遠くに立つ1本の木も、
変わることはありませんでした。
その後もおじさんは、
食べ物に困ることなく平和に暮らしましたとさ。
おしまい
4 Comments
淡々と、、ですね。(- -;)
でも何か…。。
いや最高にシュールw
うへへ
RINGO!
おじさんの人生から、林檎の様な甘酸っぱさが抜けてしまったんだね