081116_1417~01.jpg 「それは食えるのか?」
「いいえ食えません」
「煮ても焼いても?」
「食えません」
「ほんとに?」
「はい、食えません」
「むむむ、食えないのか…」
「毒を抜いたら食えます」
「毒を?」
「はい」
「その毒は煮ても焼いてもとれないのか?」
「無理ですね」
「じゃあ君はどうするんだ?」
「出来るだけ綺麗な海に泳がせます」
「ほうほう」
「どっぷり風呂に漬かるのもいいですね」
「なるほど、君はそれを食ったりするのか?」
「いいえ、僕はコンビニで済ませますね」
「なぜ?もったいない」
「手間がかかるので。電磁コンロで熱を掛けてグツグツ煮立てばOKです。」
「わたしはな、君にはならんぞ。君みたいな奴は私の町にごまんといる」
「はい」
「だからな、私は煮ても焼いても食うぞ」
「だからそれは煮ても焼いても食えませんって」
「やはり煮ても焼いても食えないのか…」
「落ち着いてください。」
「わたしの背中にはな、スイッチがある…」
「その話には興味がありません」
「どうもどうもセンキュー。」
「ありがとうございました。」