WARAZI
明日、行きます/
基本、空いた時間は
ずっとmac弄って仕事でもしてる予定。

展示はこんな感じだす。

おもしろい話でもしようかと思う。
面白い話。
面白い話を始めるからにあたって。

話を始めるにあたって。
話が浮かぶ、作るとき、何が浮かぶか。

それからのサトルの行動は素早いものであった。
塩分の話をしようか。
塩分だ。
そう。塩分。
そいつの頭に

キーワード

つまり
キーワード + 塩分

キーワードに何をつける?

考えてみようか。
何でもいい。並べようよ。

海と 塩分
朝日と 塩分
多目的な 塩分
粘着する 塩分
警告する 塩分
ぶっきらぼうな 塩分
世界を旅した 塩分
ガンジス川と 塩分
ひょっとして 塩分
真実の 塩分
1人旅と 塩分
愛と 塩分
ジェット機と 塩分
多数決へ 塩分
横断歩道に 塩分
舌の上の 塩分
帰って来た 塩分
どの顔を引っさげて 塩分
闇市と 塩分
貿易を突破した 塩分
国語の教科書の 塩分
平行線と 塩分
X軸と 塩分
fscommand2(“GetTimeHours”); //塩分
あの坂道と 塩分
マスターが使う 塩分
隙間産業 塩分
イムジン川と 塩分
右手に 塩分
分け与えた 塩分
誰が祖国を分けたのか 塩分
グラスと塩分
放射能汚染区域に順調に増える絶滅危惧種 塩分
 塩分
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サトルは
原稿用紙をコマンド+Wで閉じた。
保存確認のダイアログが降りたので
returnキーを適当に押して
デスクトップに紙屑を放り投げた。

プログラムの楽しさってなに?
と訊かれる。

何が楽しいって、
自分が組んだ言葉で
モニターの中のそれが
ピカピカ光って
笑ったり泣いたりしたら
かわいいと思わないかい?

ただそれだけ。
そんなかんじで。