霧と煙
大竹伸郎全景購入。ぶ厚い。
こんな分厚い本を買うのはこの先当分無さそうだ。
大竹伸郎との出会いは専門学校に置いてあった全景展のチラシ。
1人で美術館に初めて行った。
多分今もあの時の気持ちと同じ様に新しい感情や発見、
何というか乾いたスポンジに水が染み渡る感覚を求めページをめくっているんだと思う。
しかしページが多い。パラパラめくれば読み終わるんだろうけど、それは話の中身を理解せず文字だけ見て小説を読み進めているみたいで気持ち悪い。
そしてうしろめたい。
1ページ1ページめくる度にこの作品達は日にちが経てば10分の1も自分の頭には残らないんじゃないかと疑ってしまう。
明日明後日明明後日、日が経てば経つほどやらなくてはいけない事や考えなくてはいけない事にメモリを解放しなくてはいけないのだ。
だから食べ物を咀嚼するように出来るだけページを捲る。ちゃんと消化出来る様に。
ああでも焦燥感が邪魔する。
いてもたってもいられなくなる。
何かしなくちゃ、ああ。て。
ベクトルが北へ南へ伸びている。まとめなくては。
今何を考え何を実行すべきだろうか。そんなこんな。監修してやらねばね。下書きをしなくてはね。綺麗な線を引きたいじゃないか。
そう思わせてくれるこの本を買って良かったと思う。
あと電車エセタバコ買った。霧が出るやつ。
間食ぶりが穏和されると良い。
煙になる能力が欲しい。プカーヒュアアーって宇宙に溶け込む。
ニッポニアにはただ者ではないであろう人々が集まっている。
せっかく誘ってくれたのだし行けば良かった。
ごめんよールールールールー
さくらひめはるーまにあにいる。
1 Comment
この本学校の図書館で見たことがあります。
本の写真を見てるだけで図書館の匂いがしたような気がしました