前にゴチャゴチャ言ってたコレからの進捗。

僕は足りない頭をすり鉢でゴマをするようにゴリゴリゴリ酷使して本当に覚えることが多すぎて嫌になっちゃう時だってあったけど、人間って何度も立ち上がるっていうし、日陰に置いた野路菊のように日に向かってニョキニョキ伸びたり萎れたりして本能的に良い方向へと向かっていった(わけさ)。

正直ActionScriot3とかいうより、英語オンリーなAppleのDevサイトが難解すぎてそこで悩んで何度も気を重くした。
プロビジョニングファイルとか認証とか。検証端末の登録とか。みんな、もし何か創りたいと思うなら、悪い事言わない、Androidにしておいた方が良いよ。

話を戻すと

ロクジョーヒトマ、先日やっとそういった苦難の道を乗り越え、AppStoreに申請を出す所までたどり着いた。

でもロクジョーヒトマっていっても「1」のヒトマだからね。期待しないでくれよな。ごめんな。そう、ここが問題なんだ。
ロクジョーヒトマ1は「部屋をうろつくだけ」のゲームなんだ。もはやゲームと呼ぶこと自体にも問題があるほどに。あの審査が手厳しいAppStoreがこんなアプリ通すかってんだ。僕だってそう思うよ。
だから、審査を通して貰えるように

色々機能を追加した。

たとえばアクションの追加。前回は部屋をうろつくだけだったけど、今回はなんと”ためいき”をつく事が出来るんだ。

「ハァー」って、か細い音を出すんだよ。肩を落としてね。なんたって効果音もでるからね。ぜんぶ自分で作ったんだ。ゲームボーイ(nanoloop)で。
それとiPhoneという先進的なデバイスの機能を利用してヒトマを押しつぶせるようにした。

大丈夫、今回は死なないよ。ゲームオーバーとかないよ。

それにやっぱiPhoneは携帯電話に比べていい解像度だし、ドット表現には気を使ったよ。
画像を見れば分かるように若干電光掲示板っぽくなったんだ、走査線もランダムな大きさで上から降りてくる。
オールドゲーム好きな人は気に入ってくれるんじゃないかな。

あと「ヒトマアクションカウンター(今思いついて命名)」機能を実装した。これはヒトマが歩いたり潰されたりため息ついたりすると、その回数によって祝福の効果音ならして祝ってくれるんだ。10回ごとに鳴るようにしたから前回のヒトマよりはプレイしてくれる時間が増えるんじゃないかな。
 

100回ごとに★(勲章)がもらえるオシャレ機能も追加したから、今にも死にたくてたまらない人はその人生の一部分をヒトマに費やして★をたくさん集めまくってみるのもいいかもね。
約束するよ。★を極限にまで集めた君はきっと途方もない脱力感に包まれる。

他にもここには書ききれないけど細かい所で色々新しい言語で新しい事が出来るように色々チャレンジしたんだ。

出来る事はやったけど、

みんな気づいている通り、
この作品は

「部屋をうろつくだけ」

という事にはなんらかわりないんだ。

だからAppStoreの審査段階「in Reviw」状態になっているヒトマを見てとても心配になっている。
コンセプトそのものを否定されたらどうしようもない。もし、望まぬ結果となってしまったら、散々期待させといて申し訳ないけど、本当にごめん。はは。

幸い、ヒトマはFlashで作られた物だからその気になればAndroidで出せる。だから、希望は捨てないでおこう。いやだなあ。審査って。