今作ってるアプリ2
前回のつづき
■PixelTweet
http://pixeltweet.hand-sum.com/
(サイト、本当はアプリリリースと同時に公開すべきだけどもう仮公開です)
思想は下記。簡単にドット絵打ってパッと共有出来ることが理想。
今作ってるドット絵アプリの思想は下記のツイートで、すごい作品が作れるというより、気軽にドット絵が打ててドット絵打つの楽しいって思って貰える物を目指してる。 http://t.co/0otBJPLfEq http://t.co/dfgLvdYN0e
— m7kenji ▄▀▄ (@m7kenji) January 29, 2015
近いうちに出す予定のドット絵制作アプリの説明書です。 pic.twitter.com/9bqwXANjbO
— m7kenji ▄▀▄ (@m7kenji) February 4, 2015
そして、それとは別に個人の目標としてばっと作ってさっと出すというのがある。もう時間かけてられないよ!
かといって質の部分で妥協して物を作ると作業してて悲しい気持ちになって救われないし頭がモヤモヤしてきた。良くない、原因を考えよう。原因、原因?星を拾うゲームはなんでこんなに時間が掛かっちゃったんだろう。
それはおそらく目標が「面白い物をつくろう」と漠然とした感じだったのがいけなかったんじゃないかと思う。面白い物を作ろうだけだと作品に求められる必要な要素、不必要な要素の判断がつかない。
なんて例えればいいんだろう。あればあれで便利だよねといった感じでボタンをいっぱいつけちゃう様な。そんな感覚だと思う。
本当はここは詰めなくていいかもしれないけど、ゆくゆくの拡張性を考えるとこの機能を実装する時点で作業していかないと後々大変だといった感じで不安になってしまい本筋の優先順位を考えずにとりあえず手を動かすケースが増えてしまったんだなと。そう思いました。失敗から学ぶんだよって偉い人が言ってたよ、よく話を聞くんだよ。とりあえず製氷皿から溢れ出した水の様に固まらない部分もあるけどそういう事にしておこう。
じゃあ、今回はしっかりその部分を固めよう。
(・ᴗ・)なんでドット絵アプリしたの?
それは僕がたまにドットをツイートしたいなと思ったときに気軽に打ってツイート出来るようなアプリが無かったからです。
(・ᴗ・)無いとはどういうことなの?アプリ沢山あるじゃん!
そうです、携帯電話からスマホになった今、AppStoreを見渡せばただ単に娯楽を享受するアプリのみならず作品を生み出すツールも盛りだくさん。
そして高機能。すごい、僕も色々ドット絵アプリを探してみたけどこれだけ機能があればPCと遜色なくドット絵を作れるんじゃないかと思った。
ただその高機能さが故にドット絵を打つまえにツールを使いこなす必要がでてしまい自分でも壁を感じてしまったんです。
(・ᴗ・)じゃあどうすんのよ。
はい、まず僕が先ほど申した「気軽」ここにフォーカスを当てて考えたいと思います。そして自分が「出来る事」或いは「出来そうな事」と照らし合わせて必要な仕組みを考えていきたいと思います。
これは部屋を上下左右動くだけのロクジョーヒトマ、りんごを拾うだけのRingo、虫を倒して右へ進むだけのBUGTONICAと続くお家芸ですね。
・パレットの色
一度に沢山色を出されても迷う。気軽に出来ない。
↓
モノクロ4色でいい。だってゲームボーイのドット絵だってすごいじゃん。それよりドット絵で大事なのは色の濃淡、形!(だと思ってる)。扱うデータも減って実装しやすいぞ!
・ツールの種類
種類が多くて迷う。気軽に出来ない。
↓
操作をタップで基本完結するようにしよう!そもそもツールを選択してそれによってキャンバス上の動作が変わる仕組みを作るだけで大変だぞ。自分には出来ない無理、1年掛かる。
マスを打って濃淡が4パターン変わる。それでいいじゃないか!
でも打っててそれがないとあまりにも面倒くさくてやる気削いでしまうのならそれは本末転倒なので必要最低限の機能は入れよう。
・画面を触っていて
テンションが下がる。気軽じゃない。
↓
気軽=気持ちが軽いとはどんな状態だろう、人間はどんな状態だと気持ちが軽くなるだろう。気持ちがふわっとする時、それは大抵「楽しい」って思ってる時じゃないでしょうか。
触ってると楽しい気分になるものってなんですかね、おもちゃだ。
例えばただ物を叩いたり振るだけなら速攻で飽きてしまうけど、もしそれが音がシュッとなったり光が出たりしたら楽しいじゃないか。
まだ物心ついてない頃、幼心に思うそういった物体への興味が生まれるのはそこに明らかに自分がした行いにフィードバックがあるからだ。そこに命を感じるんだ。生命は大体が単体では子孫を残す事が出来ない。植物に雄しべ雌しべがあるように自分とは別の存在とのコミュニケーションが必要だ。その触れあいこそが命を輝かせるんじゃないだろうか。僕は命ある作品を作りたい。スピってきた。
*文字を書き疲れてきたのでまとめます。*
そういった思想の元、アプリを制作しました。
いらない物はバッサリ或いはいつか追加するで進めました。
途中配列データの管理でどうしても上手く行かない事があったりしたけど、それはどうしても必要な機能だと認識があったので、迷い無くがっつり作業に集中できた。
大体1ヶ月くらいで自分の求める形まで完成させる事ができました。
現在iOSのAppStoreに申請中。
広告周りで一度リジェクトを喰らってしまったけど、次はうまくいくかな~、もしいけなかったら代々木公園でクロワッサンたい焼き食べる。
AndroidはiOS版が出て色々落ち着いたらね。一回iOSで出してフィードバックを見てそれを反映させて足並みを揃えて出せたらと思う。
最後にこのアプリは他のアプリと違う機能があって、編集データをドラクエのふっかつの呪文みたいに数字で共有できる機能があります。
始めてドットを打ってみようと思ってアプリを開いた人は、多分真っ白なキャンパスを見てどんな絵を打てばいいか分からないという事も起きると思うんです。
そんな時は他の人の編集データを読み込んでいじったりして欲しい。あるいは友達から編集データを貰ったり、送ったり、コミュニケーションしてほしい。
その触れあいこそが命を輝かせるんじゃないんでしょうか。(デジャヴ)
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[…] 思っています。 PixelTweetの思想は誰でも簡単にドット絵を打ってツイート出来ること。(※前回記事も参照) それを三輪車でいうなら、始めてでも誰でも簡単に怪我することなく安心に乗れ […]