CHOCO BABYに☆が付いてた時代もあった。
あるとき、
僕の部屋のソファーは脱ぎ捨てた服の収納スペースになる。
ソファー前の机は空のペットボトルや空き缶の品評会になる。
窓際はタオルが力無く垂れ下がり
玄関は外の奴が投げ入れるゴミで地面が埋まる。
お香を炊くドラム缶の上は砂場。
市松の床は埃と髪の毛の社交ダンス場となる。
だから、違うんです。
そういう事ではない。
ごめんなさい。
僕は外でMacを弄る事が多くなってしまう。
バグトロニカのキャラクターだって
１日が終わる前にの主要スクリプトだって
ぜんぶ、マクドナルドやファミレスで生まれた。
バグトロニカの最後は家に帰る事だ。
僕や、君が、最後に帰る家はどこだろうか。
部屋の掃除をする。
でも部屋の掃除をすると
ペットボトルの品評会や髪の毛と埃の社交ダンスより、
もっとも僕が目を背けたい物に
頭を捕まれ固定され直視させられている様に思える。
コーヒーカップを買おうと思う。
洒落たコーヒーカップ。
本当は豆からコーヒーを淹れたいけど、
インスタントから初めよう。
浴びる様にコーヒーを飲もう。
いつか、必要な道具を買って
豆からコーヒーを淹れよう。
サイフォン式なんかを使い続けれる様になれば最高だ。
そしたら綺麗な部屋でそれを直視出来る様な気がする。
それで無理なら煙草を吸おう、えーい。
でも酒は駄目だ。
それの目の前なら三分で眠っちゃうだろう。
忙しくなるな。
おやすみなさい。
